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サンプリング手法の関り

地図作成に重要な役割をもつデータ収集のうち、すべての対象物に対して全てのデータを取得する方法がある一方で、サンプリング手法に則ってデータ収集を行うやり方もあります。この場合、その傾向等よく認識したうえで適用する必要が生じてきます。データの取り方として一般的に3種類あると言われています。収集範囲を点とするか、線とするか、広がりを持つ方形でとるかで分けるものです。次にそのデータの取り方それぞれについて、考えられるサンプリング手法の一つに「非系統的サンプリング」と呼ばれる手法があります。これは統計学上母集団と呼ばれる全対象物のデータの「性質」が不明の場合などに採用されるサンプリング手法とされています。この手法を説明するにあたりデータの取り方としては点に絞った説明をしていきますが、基本的に線、方形は同じような考え方で広がりを考慮していけばよいとされているため説明は省きます。ますサンプリングで考える必要があるのは、点の選択方法。母集団の数が不明であれば、仮に対象とするエリアをX-Y座標で限定できるようにしたうえで乱数表によって得た数値の組み合わせを座標値としてサンプルデータを収集する方法と、母集団の数量がわかっている場合はそれぞれに番号を付したのち、乱数表に従いサンプルとする番号を確定しデータを取得する場合です。これを統計学上「不規則非系統的サンプリング」と呼んでいます。一方先にサンプル数(ab)を決めておいて、前記の座標軸でX方向にa個、Y方向にb個という具合に決めたうえで、乱数表で座標の値を決め、その値を収集することでab個のデータを得ることができるという方法もあります。この手法の利点は乱数表の使用がa+b回で済むというもので、「規則非系統的サンプリング」と呼ばれているものです。